『THE GROOVEY BRASS』
1994年、リーダー苅込博之の呼び掛けにより5人の金管楽器の奏者が集まり「ジョイフル・ブラス・ファイブ」が誕生する。その後、オプションだったドラムをレギュラー化して6人編成で新たに日本初のジャズブラスバンド「ザ・ジョイフルブラス」として活動する。イベント、テレビ出演、ライブ、コンサート、学校公演など多方面で活躍した。1998年管楽器専門誌『パイパーズ』に特集記事が載りバンドは業界に知られるようになる。2000年には初のアルバムを録音。このCDはスイングジャーナルでも記事として取り上げられ話題になる。2003年、カフアレコードよりセカンドアルバム『BRASS CRAZE』を発売。ディスクユニオン視聴盤、新星堂推薦盤に選ばれ特設コーナーが設けられた。2012年にはオリジナル楽譜10曲をフォスターミュージックより出版。2014年の20周年を機に、よりジャズ度の高い活動を目指しグループ名を「ザ・グルーヴィーブラス」に改名。2024年の今年30周年を迎えた。

• メンバープロフィール

菊池成浩(Trumpet)
　神奈川県横浜市生まれ。横浜市立大学卒業後、日本の老舗ビッグバンドである宮間利之とニューハードに採用されレギュラーメンバーとして活躍。以後、エリック宮城 EM Band、守屋純子オーケストラ、内堀勝 MU BIG BAND、原信夫とシャープス&フラッツ、三原綱木とザ・ニューブリード等のビッグバンドを歴任。また和田アキ子、野口五郎のツアーサポートの他、スタジオワークとしてラルク アン シェル、上戸彩、TOKIO、角松敏生、知念里奈などのアーティストのレコーディングも行った。

牧原正洋(Trumpet)
　岩手県宮古市出まれ。武蔵野音楽大学卒業後、花岡詠二、酒井潮などのコンボに参加。その後、角田健一ビッグバンド、オルケスタ デル ソルのメンバーも務めた。その他ドラマ『北斗』やドキュメンタリー映画での即興演奏をはじめ、CMのソロトランペットを多数録音。また2003年より野中貿易社とモニター契約を結ぶ。『かっこよく吹きたいポップス・スタンダード名曲』などトランペットに関する著書2冊を出版。自己リーダーアルバムを2枚リリース。現在、宮間利之＆ニューハードにも在籍。

苅込博之(Leader・Trombone)
　千葉県君津市生まれ。東京ディズニーランドバンドを経て森寿男&ブルーコーツ、岡本章生&ゲイスターズ等のバンドに参加。これまでにアメリカ、カナダ、フランス等の公演に出演。忌野清志郎&泉谷しげるコンサート参加。「SMAP vs 古畑任三郎」「笑ってコラえて！」の他、NHK朝ドラ「エール」にミュージシャン役で出演する。また「中川喜弘&デキシーディックス」のメンバーを20年以上務めた。現在「ザ・グルーヴィーブラス」のリーダーを務める他「花岡詠二スイングオールスターズ」でも活躍。

橋本佳明(Trombone)
　兵庫県多可郡生まれ。大阪音楽大学卒業後、北野タダオ＆アロージャズオーケストラ、ヒューマンソウル等に参加。’92年上京。内堀勝MUビッグバンド、角田健一ビッグバンド、原信夫とシャープス＆フラッツ、野口久和、砂田知宏グループ、TN Swing Jazz Orchestra等に参加。2016年に自己のバンドHASHIYAN PROJECT 「Bone In A Cafe」をリリース。2023年、原信夫シャープス＆フラッツ再始動に参加。ミュージックスクール「ダ・カーポ」講師。日本トロンボーン協会PMD代表理事。

家中勉(Tuba)
　東京都葛飾区生まれ。日本大学藝術学部音楽学科卒業後、宮崎忠一とデキシーキャッスルに参加。クラシック、ポピュラー、ジャズまでに至る色々な音楽に精通するチューバ奏者として各ジャンルで活動する。NHK名曲アルバム「聖者の行進」「セントルイス ブルース」など数々の曲を収録。またバンド指揮や後進の指導も行う。現在、中川喜弘&デキシーディックス、中川英二郎&トラッドジャズカンパニー、HASHIYAN PROJECT、杉村彰&DIXIE CAT’S、アルプス音楽団など多方面で活躍中。

荒張正之(Drums)
千葉県旭市生まれ。音楽専門学校在学中よりプロとしての活動を開始。東京ディズニーランドのイベント『ブレイジング リズム』に出演。またドラムのプログラミングに関する単行本「DTMドラムマスター」を出版。その他、穴井忠臣(ラテン音楽)、吉田豊(ブラジル音楽)、中川喜弘(トラディショナルジャズ)、鈴木啓之(アルプス民族音楽)各氏など、それぞれのジャンルで国内トップクラスのミュージシャンと共演し影響を受ける。現在、ラテンエストレージャ、マリア&アルペンブアム等々で活動中。